デジタル検診車導入の自己評価報告書

平成28年3月22日東京都予防医学協会評価委員会にて公益財団法人JKA「平成27年度検診車の整備補助事業」による胃部X線デジタル検診車導入について、自己評価を行いましたので、下記の通り報告します。

1. 事業の意義

都道府県の中でも、東京都は検診受診率が低い地域です。東京都民及び東京都内で働く人々に検診を受け易い環境を提供し、受診率向上に繋げることが必要です。胃部X線デジタル検診車を配備することで、受診者の利便性を向上させ、また精度の高い良質な検査を提供することができる。

2. 事業の経過

平成27年5月に機種選定委員会、入札を終え、平成27年12月の納品に向け順調に進んでいたが、検診車に搭載する操作装置の入荷の遅れにより納車が2週間程度遅れ、平成28年1月7日となった。
計画では1月の稼動日数16日、実施人数1日45人で720人を予定。1月の利用状況は、稼働日数が14日と2日少なかったが、実施人数が731人(1日平均52人)となり計画を上回った。

3. 事業の評価

ほぼ予定通り胃部X線デジタル検診車が導入され、稼動後は順調に検診を実施することができた。検診車の配備によって受診者の利便性が向上し、実施人数の増加に繋がったと思われる。また、デジタル画像により、モニター診断や比較読影が容易となり、精度の向上が図られた。今後はデジタル検診車を優先して配置することにより、今まで以上に良質な検診を提供できるものと期待される。
当会に胃部X線デジタル車が整備されたことにより、ユーザーからは、フイルム使用ではなくデジタル使用の配車の要望が多くなった。
補助事業を進めるに当たり、特定の一人が担当するのではなく、複数人で連携し確認しながら行ってきたことが、全体として順調に事業を遂行することができた要因と思われる。ただ、検診車の設計から納車までは、相当な時間を要するため、余裕のある計画と細かな進捗確認が必要だった。また、次回の自己評価の時には、ユーザーの他利用者ではある読影医師や撮影技師の意見も聴取し、評価に反映させていくことにした。

4. 情報発信

公益財団法人JKAの競輪補助金による事業であることを、ホームページにて広報すると共に、新聞「よぼう医学」に記事を掲載し、関係団体に配布した。

公益財団法人東京都予防医学協会