欧米で、中高年男性に増えている前立腺がん。米国では、男性のがんの中でもっとも多いのがこの前立腺がんです。
前立腺がんは、日本でも急増中。専門家は、50歳以上の日本人男性の20%に前立腺がんがあり、その2%はすぐに治療が必要だとしています。
前立腺がんが進行すると、トイレが近い、尿の出が悪く、排尿に時間がかかる、残尿感があるなどの症状が出てきます。 しかし、このがんは非常にゆっくり進行するため、初期にはほとんど自覚症状がありません。
前立腺がんを早期発見するための検査には、直腸診、超音波診断、腫瘍マーカー・前立腺特異抗原(PSA)の測定の3つの方法があります。
これらの方法は、それぞれに利点がありますが、なかでもPSAの測定は非常に有用です。しかもPSAの測定は、採血だけで検査が受けられるので、前立腺がんのスクリーニングとして最適の方法です。
50歳をすぎたら、自覚症状がなくても、まず血液検査をお受けになることをお勧めします。
前立腺は、図のように男性の膀胱の下にある栗の実ぐらいの大きさの臓器で、真中に尿道と射精管が通っています。
50歳をすぎた頃から、前立腺には肥大症やがんが増えてきますが、前立腺肥大症は前立腺の「内腺」が肥大しておこってくるのに対し、前立腺がんは前立腺の「外線」に発生してくるという違いがあります。
血液検査(PSA)は、このような前立腺の異常を的確にチェックするものです。

血液検査(PSA)で異常をチェックされたら、どのような異常なのかをきちんと診断することが大切です。本会では、専門の医療機関と連携して、検査後のフォローアップから治療まで安心してお任せいただける体制づくりをしています。