腹部超音波検査は、小さな探触子(プローブ)をからだにあてるだけで、腹部にあるさまざまな臓器の異常や疾患を早期にみつけることのできる、受診者にとって非常に楽で簡便な検査です。
近年、増加している肝がんをはじめ、これまで「難治がん」とされてきた膵がん、あるいは胆のう・胆管がん、腎がんなども早期の小さな段階でみつけることができる検査法として、超音波検診は急速に広がっています。
本会でも、1994年から超音波検診を開始、10年間でのべ約16万人の検診を実施しています。検査は日本超音波医学会認定の超音波検査士12名がおこなっています。また、本会で発見された疾患は、専門機関へ紹介、その後の結果をフィードバックしてもらい、【市ヶ谷超音波カンファレンス】として勉強会をおこなっています。機器の進歩も著しい超音波検査、これからも検診の質の充実をはかっていきます。
本会の超音波検査で異常を指摘され、国立がんセンター中央病院でがんと診断された方の内訳(1994年〜2004年実績)
| 腎臓 | 18名 | 肝臓 | 9名 | 胆嚢・胆道系 | 8名 |
|---|---|---|---|---|---|
| 膵臓 | 5名 | 膀胱 | 3名 | 後腹膜 | 3名 |
| 前立腺 | 2名 | 大腸 | 1名 |
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| 肝細胞癌 | 腹部超音波検診でみることのできる主な部位 |